【はじめまして。痩せなきゃ、と糖質制限を始めました。しかし、なかなか落ちないもので、、、、教えて欲しいのですが、
1、糖質制限は、誰でも痩せるものでしょうか?
2、痩せるのは夜の寝ている時間なのでしょうか?
よろしくお願いします。また、ちょくちょく寄せていただきますね。風邪をひかないようご注意ください。】
友人チェブが質問に答えます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
Q1.糖質制限は、誰でも痩せるものでしょうか?
糖質制限をしても体重が落ちないという話はあまり聞きません。落ちない場合、その原因は次の3つであることが多いようです。
1.すでに標準体重である(BMI22前後)
2.気づかない糖質を摂っている
3.大食漢である(食べ過ぎ)
「すでに標準体重の人は落ちにくい」という話は聞きます。ただ私自身は落ちました。標準体重なのにお腹だけポッコリ&中性脂肪値が高め。がっつり登山やってるくせにプチメタボ(恥)。それがあっという間に治りました。
そこで質問者さんに確認したらBMI=32とのことなので「1」には該当しません。ちなみにぶーこはダイエット開始時BMI=33でした。
なので、「2」と「3」を見直せば体重は落ちていくと思います。それがまさに、ぶーこがやってきたことです。
ほとんどの場合、原因は「2」の「気づかない糖質」だと思います。
これは医療現場で食事改善を指導する医師の多くが指摘していることです。
患者さん自身は糖質に気を付けている「つもり」なのですが、実際に食事記録をつけてもらうと、「糖質が少なそう」「健康に良さそう」という思い込みで摂り過ぎている糖質のオンパレードだったりするそうです。
例えば、お米やパン、ラーメンなどは注意していても、「蕎麦は糖質が低い」と思っている人はとても多いです。
このクイズ、どっちが糖質が多いかわかりますか?
正解はこちらでチェック↓
糖質は「甘い物」だけでなく、塩せんべいにも春雨にも、ヘルシーなはずの野菜ジュースや果汁100%ジュース、スムージー、なにげなく使っているソースやケチャップ、みりん、ドレッシングなどの調味料、ほとんどの食材に含まれています。
実はシュークリームよりおせんべい2枚の方が糖質は高かったり、意外に知らないことが多いです。
ぶーこも最初はスーパーで商品の成分表示を見ては「えっ!こんなものに糖質が!」と気づくことが第一歩でした。
ぶーこにコメントくださる方も、皆さん最初は「えっ!」からスタートされている感じです。
というわけで……
自分は正しく糖質制限できているかどうか?ーー試しに「1日の糖質量」を測ってみてください。
こういう便利なアプリがあります!
↓
食べたものを選ぶだけです。コンビニやファミレスのメニューも出ます。お菓子やドリンクもあります。アバウトでOK、毎日やらなくてOKです。
試しにある日のぶーこの食事を入力してみたらこんな感じになりました。
<朝>
<昼>
<夜>
1日3食で「糖質51g、1668キロカロリー」でした。
カロリー的にはダイエットしてない人と同じくらいしっかり食べていますが、お米やパン、デザートを完全に抜かなくても糖質量は100g以内に抑えられています。
こちらは娘さんと昼も夜もファミレスでデザートまでがっつり食べた1日のもの。
1日1800キロカロリー食べても糖質は100g以内!
翌日の体重はこのとおり-100グラムの微減でした。
ぶーこはいちいち糖質の計算はしてませんが、長く続けているので必要なカロリーはしっかり摂りつつ自然に糖質をコントロールできるようになりました。
「糖質制限してるのに落ちない……」という方は、いっぺん立ち止まって自分はちゃんとコントロールできているか、時々「自分の糖質量」を確かめてみるとよいと思います。
その上でぶーこと同じようにやってみてください。
↓ぶーこの食べ方
「なかなか落ちない……」でも減量ペースは十人十色です。ぶーこは「このままでは死ぬ」との思いでかなり真剣に取り組んだので1ヶ月目から大きく落ちましたが、皆さんからのコメントを見てると1カ月2キロとか、3カ月で5キロとか10キロとか本当にそれぞれです。
ぶーこのように糖質を過剰に摂っていた人は最初から大きく減量するようですが、早いのが良いというわけでもないです。私は1ヶ月1~2キロでいいと思ってます。いきなり運動したら筋肉痛になるのと同じで、いきなり極端な減量を目指すと体がかわいそうです。そこは自分の体重と体調の変化を確かめながら、ゆっくり確実に取り組んでください。
1カ月1~2キロ落とすだけでも半年で6~12キロです。
1ヶ月1~2キロ落とすには1週間に350~700グラムでOK。
1日に換算すると50~100gくらいです。
頑張りすぎず、ゆるーくゆるーく、食生活を楽しむゆとりもお忘れなく~。
で、そうこうしているうちに「太らない食習慣」が身についてきます。
そうなったらこっちのもの。それはもうダイエットじゃなく「普通の食事」です。糖質ダイエットの目指すところは、一時的に痩せることではなく「普通の食生活をする普通体型の健康な人」だと心得ましょ~。これは一生モノですよ!
またまた長くなりました。。
というわけで、正しく糖質制限を理解できれば、もうそれが当然であるかのように痩せますが、20代などの若い女性だと効果が出にくいことがあるそうです。
より詳しく知りたい方は、「日本糖質制限医療推進協会」のQ&Aコーナーで大変丁寧に解説されているのでぜひぜひご参照ください。
⇒糖質制限FAQ-1 一般・ダイエット(ページ後半の「Q1. 糖質制限をしていますが体重が減りません」の部分です)
この協会の代表は糖質制限の第一人者・江部康二先生です。ネット情報は間違ったものも多いので、迷ったときはこういう医師による情報サイトをまず探してみてください。
糖質制限は医学に基づいた食事療法ですので、こうした医師による情報発信、医師の著書など、正しい情報を参考にするのが成功の秘訣です!
Q2.痩せるのは夜の寝ている時間なのでしょうか?
人間の身体は頭のてっぺんから足の先まで年中無休で働いています!なので、寝ているときも痩せます。しかし、当然ながら活動量の多い日中のほうが痩せます!
他方、脂肪は寝ているときのほうが付きやすいです。「食べてすぐ寝ると牛になる」はまんざら嘘ではないと知るべし~。