懐かしい上棟式のお話です^^
2019.05.12
私が田舎の嫁に来てすぐの頃に同じ地区で昔ながらの上棟式(新築のお祝い)がありました。
殿方はみんなで協力し合い木材やらなんなら手伝いをします。
女は給食でも作るのか!って言うくらい大きな鍋を使い外で煮物やらけんちんやらおにぎりを作ります。
みんなテンション上がり大きなイベントみたいです。
普段腰が痛い、脚が痛いと言いあまり外に出てこない御老人もこの日は参加します。
それでは上棟式の説明です。
組み立てが無事に終わった屋根の上から、家主が大きな袋に入ったお菓子や祝い餅をばらまきます!たまにティッシュに包まれた「現金」も投げるのです!!
実話です↓
みんな動きが早い!
子供よりも老人の方が早い!!
運動オンチの私はオロオロ、、、
やっと拾えたティッシュの包み!
ちゃっちいお菓子よりも金よ金!
広げて見た!
初めての上棟式!
初めてゲットした縁起の良いお金である!!
広げて広げてまだ出てこない。
丁寧に入れてあるんかな?
まだ出てこない。
最後まで広げて見たら。。
ティッシュに入っていたものは。。
誰かが鼻かんでそのままポイ捨てしたものだった。
こんな事ってある??
もうね、、
もうね、、
脳みそ停止しましたよ。。
↓こんな感じ
そしてショックのまま手ぶらで帰宅。
お姑さんがゲットしたものは。
縁起が良いと言われている餅と小さな袋に入ったお菓子を沢山と現金200円。
誇らしげな顔をしてコタツの上に置いていたよ。
そういえば姑さんは投げている時に地面を這うようにしていたな。。
袋も持参していた。。
学びました!
上棟式の時は袋を持っていき低い位置でスタンバイ!!
必ずリベンジしてやる!!
必ず餅と現金をゲットしてやる!!
必ず!必ず!。。。
必ず。。。
20年経つけどあれから一度も同じ地区での上棟式はありません。。
むしろ空き家が増えるようになりました。。
最初で最後の上棟式。
すごい経験をさせていただきました。