まずはこちらの前半を。
今回はいよいよ「しらびそ小屋」名物の朝ごはん~下山して温泉です!
<9月29日土曜日・雨>
まだ暗いうちに目が覚めると外から雨の音が聞こえました。
昨日はつかの間の快晴、台風24号が近づいていて午後から雨の予報でしたがやっぱり高い山だと天気は一足早く崩れるそうです。
食堂に行くとコーヒーの良い香り〜。薪ストーブのおかげでほっこり暖まります。
小屋の名前が入った素敵なコーヒーカップは華道家 仮屋崎さんの花器を作っている陶芸家の方が作ってくれたカップだと山小屋のお兄さんが言っていました。
黒いカップには砂糖、白いグラスには粉のミルク。私はブラックです。
栗🌰
そこへ薪ストーブでこんがり焼いた「厚切りトースト」が登場~!!
バターが染みてアンズとブルーベリーのジャム!とっても美味しかった!!
見てください!この厚み!
「これを知らない山ガールはいない^^」と友人が言うくらいの名物なのです!
頑張って登ってきた人しか食べられない山のご褒美!
朝から豪華でした!
オムレツもふんわり丁寧に作ってありました!そしてカリカリジューシーなベーコンの味付けが上手で美味しかった!「マスタードに何か一味加えてあるわね」と関西からお越しのグルメさんが感心していました^ ^
山小屋のお兄さんお料理上手です!
朝ご飯を食べながら「雨強いですね~皆さん今日はどうします?」と女子会開始。
チェブは「天気とぶーこの体調が良ければ天狗岳に登って反対側の温泉へ下山しようと考えていたがこの雨だし稲子湯に戻ろう!」と即答。
周りの皆さんも「とっとと下山したほうが良さそうですよね」と全員来た道を戻るルートになりました^ ^
外を見たら雨の中かわいい小鳥が窓辺に遊びにきていました。ちなみに後ろの方にうっすら見えてる大きな山が天狗岳です、、高い!!必ず登る!私は必ず登る!もっと練習して天狗岳に行きます!
レインウェアの上下をしっかり着て、リュックにもレインカバーを装着して出発!
下りは辛かった。。というか難しかった!!
登るときはそんなに苦じゃなかった岩の段差や斜面を下りるのって難しいです!!濡れた岩は滑りやすいし、体重移動の仕方も登りとはまた違う!
「登りは体力、下りは技術」
「下りのほうが圧倒的に事故が多い」というチェブの言葉も納得です!
岩が多いところでは「右足をここに置いて、そしたら左足をこっちに下ろして、、」と一歩一歩教えてもらいながら慎重に下りました。
急なところでは雨水が集まって道が川になっていました(゚Д゚)
転んだり尻餅はつかなかったが、最後平らな道で安心したら小さな小石で滑りました、すっごい小さな小石で!!
レインウェアを着ていても雨が染みてきて身体の冷えと疲れと必死すぎて無言になってしまった私。。
「稲子湯」に無事到着!!
標準タイム1時間半の下りを3時間かけて無事下山できました!!
暖かい湯船につかり体もポカポカ〜
乾いた服に着替えさらにポカポカ〜
稲子湯はシュワシュワ微炭酸の温泉で疲労回復に効くとってもいいお湯でした!
日帰り入浴は650円ですがしらびそ小屋の領収書を見せると550円に割引になります。
↓JR小海駅からバス40分。映画「岳」のロケ地にもなりました
私の目標「山小屋に泊まり下山し温泉に入る」
達成!!
達成できたのですが、、私が想像していたのとは全く違っていました。
- 山に登って感じたこと
- 後悔
- 山小屋に行き「えっ?あれ?」と感じたこと
- 山小屋泊で驚いたこと
- 雨の中での下山
- 想像とは全く違っていた温泉
など私の感想まとめも書きます〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
(続く)
↓
<山行記録>
1日目 晴/稲子湯登山口12:20-こまどり沢14:20-しらびそ小屋15:00(歩行2時間40分)
2日目 雨/しらびそ小屋9:30ー稲子湯登山口12:30(歩行3時間)
・歩行距離12km、高低差490m
・稲子湯入浴料650円(小屋宿泊者550円)
・バス片道800円(小海駅~稲子湯)
※山岳指導員チェブよりお願い
このルートは登山経験と登山装備が必要です。初心者のステップアップに最適ですが迷いやすい箇所もありますので最初は経験者と一緒に登りましょう。また入山前に必ず登山カードを投函しましょう。