2017.02.17
農家の嫁に来て初めての防災訓練に参加した時の出来事です。
私の住んでいるところは昔ながらの風習が今でもたくさん残っています。
火事になっても消防署まで車で飛ばしても40分以上かかるので地域の消防団に入るのが当たり前。
年に一度の防災訓練は女性は前日から下準備をし当日は慌ただしく消防の人と近所の方のためのおにぎりやけんちん汁などを大量に作ります。
その時にビックリしたこと‼️
形ができるとコロンと出し次の人が素手で握り具を入れます。
そして最後に婆様たちが最後の海苔を巻きます。。
この後に衝撃的なことを目にした私・・・
その前に海苔を取るときに親指を舐めて海苔を取り、海苔の端っこをペロッと舐めておにぎりに巻いて出来上がり。。
慣れているのか早業でした・・(それも大きな声でおしゃべりしながら。。)
私は・・・でっかい釜から炊きたて熱々のお米を大きなボールに移すという1番若い嫁の作業をやりながら婆様の舐めた瞬間を見てしまい炊きたてご飯の熱さは一気に吹き飛んだ。
バァ様の唾液が。。。
バァ様の唾液が。。。
訓練が終わり昼ごはんのおにぎりとけんちん汁と漬物とポテトサラダをだします。(すべて手作り)
殿方は「美味い美味い」と喜んで食べます。
女の人は殿方が食べ終わるまで一切食べれません。
食べることが大好きな私でさえも食欲は出ませんでした。(心はゲッソリ痩せました)
その日の夜に夫に唾液の話をしました。
夫「防災訓練で食う握り飯はうまい!年寄りが作るものはうまい!俺は気にしたことなかったぞ。お前もそのうち慣れるよ、笑」
夫よ、、ごめんよ、、
私はあの時から人が作ったオニギリが食べれなくなったよ。。
20年以上経った今でもおにぎりだけは食べれないよ。。
去年「地域の人も年寄りばかりだし支度するのが大変だから店に頼んだらどうか」素晴らしいことを言ってくれた方がいて実現しましたが・・
「うまくねぇ!」「毒だ毒!」←どういう意味だ?
苦情が出て昔ながらの風習は今も生き続けています。(^^;)